社長のひとりごと
- 2025/07/08
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夏の禅語の定番。
今月の『禅のこころ』曹洞の墨蹟は、総持寺西堂の青山俊董老大師の「竹 為君葉々起清風」であります。老大師には、数年前に、私の思慮不足で、ご迷惑をお掛けした事が有りました。しかし、老大師のお計らいで、救って頂きました。三年前に、塩尻の無量寺にて相見をお許し下さった折には、茶道のお話しを和かに話して下さいました。出版された茶道にまつわる図版を数冊頂きました。茶禅一如と言いますが、当に実践されている禅僧であられるのは周知の通りです。その後、体調を崩された事も有られたと聞きますが不屈の精神で元気でお過ごしのことを大慶に存じます。相対する人に、清風の如く心に風を通して下さるのが老大師の禅風だと考えてます。
- 2025/07/07
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辱くも新刊書籍 恵贈賜る。
本日、青松軒老大師より、新刊書籍を送って下さいました。色々な角度から、禅を旗頭に我々の日常生活に佛心の大切さが染み渡るように、講演、シンポジウム、書籍等でお示し下さっています。それも、本山管長職のみならず、重要なご法務を兼務されてる中です。誠に頭が下がります。
早速に拝読させて頂きたいと思います。感謝。
- 2025/07/05
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ベイスターズの至宝 初勝利!
一昨日のドラゴンズ戦にて、小園投手が初勝利をあげました。いきなり、HRを浴びた出足でしたが粘り強く頑張りました。入団時のイメージは、速球にキレが有り、変化球も多彩な2021年の高校生NO1投手でした。当時より、速球のスピードは落ちてますが、間違い無く、伸びしろも有る至宝です。4年間の苦労が報われた初勝利でした。
昨夜のベンチワークの幼稚さで試合をつぶされましたが、この週末が重要です。
- 2025/07/04
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父の命日
本日は、父が亡くなり、十年となる命日でした。弘源寺の田原英彦和尚がお参りに拙宅にお越し下さり有難い事でした。晩年は一線を引いてましたが、私が入社する前の五十代前後は精力的に生業に取り組んでました。
生前の更幽軒老大師、恩人木村静雄和尚との在りし日の写真を紹介させて頂きました。合掌
- 2025/07/01
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今日から七月。
暑さ厳しい折ですが、京都市内で、夕方に、大音量の雷鳴が響き渡りました。まさに、今月の小堀泰巖老大師の語句そのものでした。
『黙』という言葉には、とりわけ憶い出があります。随分と昔に、栽松老大師に日暦の揮毫のお願いをされる先代に随行させて頂いた時の事です。それまでにも、何回となく相見をさせて頂き、墨蹟依頼の様子を垣間見てましたが、老大師の決まり文句は、「毎年、書くのは嫌でたまらん。あんたは、365日、一番会いたくない人だ。又、息子さんまで連れて来て勘弁してよ。」でした。しかし、先代が『黙』云々と言った年は、間髪入れずに、「それは、私に任せて下さい。」と明らかに、老大師のお好きな語句なんだと察知しました。私たち親子の仕事の妙は、これなんだと思い、感激したのを鮮明に憶えています。揮毫依頼させて頂く際の阿吽の呼吸が最も大切であると今も信じています。言葉とは裏腹に、二代目の甘ちゃん社長と言われましたが、いつもいつも、社業のなり行きを心配して下さり、色々なご進言を下さった老大師の在りし日の御姿、お声を頭に巡らせています。感激。合掌。