社長のひとりごと
- 2024/11/29
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命ある限り歩き続ける
数年前に、円覚寺様に拝山した時に、境内の売店にて買い求めた本を、今頃になって拝読させて頂きました。
五木寛之氏は、小生が龍谷大学の文学部仏教史を専攻して、3回生の時から、西本願寺の近隣にある大宮学舎に通っていた時に、拝見した事はないのですが、掲示板に、大学院生が受講する千葉乗隆教授、ニ葉憲香教授両人の学長経験者の講義に、聴講生として登録されてる貼り紙を数回、拝見した覚えが有ります。親鸞、蓮如を専門的に学んでられたものと推測します。青松老大師と五木寛之氏の対談は興味深いものでした。世界のあちこちで、紛争、戦争が起こっている中、戦争を主導する権力者に、命ある限り生きる現代人として、生き様を恥じる罪悪感は有りませんかと問いたい心境になります。また、小生の生き様を考えた時、具わっている仏性を大切にしたいと再認識した名著でした。感謝。
- 2024/11/25
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秋も深まりつつあります
京都 祇園の路地を入った和食の店。禅居庵の先住職 故上松正明師と二十年以上前より通っていました。今は、大切な友人、知人と食事と共に墨蹟を楽しませてもらってます。大将に感謝です。
- 2024/11/17
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月眞院にて、龍図の開眼法要が厳修されました。
襖絵十四面の『龍降臨図』梅邑絵師作です。法要により、魂が宿った龍は、今後も長きに渡り、世相を見守っていくことでしょう。
- 2024/11/15
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建仁寺祠堂大法要厳修。
秋涼爽快の候、管長猊下の導師で挙行されました。法要後の奥村総長の『おかげさま』の「おかげ」は、今在る私たちの御先祖様のことであると話して下さいました。折りに触れ、御先祖様に感謝する法要は仏教の美徳だと強く思いました。合掌。
- 2024/11/11
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訃報。
今から、30年前に、千真工藝に入社して数年の小生は、妙心寺を担当する事になり、主に『心の花園』カレンダーの製作、発送業務をしていました。組織変更で、前任から引き継がれた横山泰雄氏に出会いました。詳細は控えますが、横山氏が、就任早々に難題に直面する羽目になられました。弊社も痛みの伴う案件でしたが、共に相談した思い出が懐かしいです。仕事だけのお付き合いでした。時が経ち、小生も担当を外れ、10年程前でしたか、巨人軍が阪神と旧西京極球場での公式戦をするというレアなケースが有りました。小生は二枚チケットを知人から譲り受けましたが、行くつもりは無く、思案してた時に、横山氏がご子息と行かれるかもしれないと社員から聞き、横山氏に行って頂きました。観戦後に、横山氏から、丁重なる御礼のお電話を拝受して、仕事と違う優しい親の一面を知り、冷やかしたのが懐かしいです。最近は、宗務本所の退職されて、糖尿病と闘いながら法務をされていると聞いてました。又、お会いしたいと念願してた矢先に、先週末にダンプカーにひかれて逝去されたと、本日の夕刻に知らされました。豪快ながら、優しい一面も有られて、卑怯な振る舞いを嫌う和尚様でした。無念であります。合掌。