社長のひとりごと

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  • SENSHIN日記 by社長

社長のひとりごと

2022/04/27
京都学受講しました。

京都芸術大学での、京都学を受講してきました。講師は、弊社の一隅を照らそう染筆日暦に、来年度にお出まし下さる光永圓道阿闍梨です。題目は、『千日回峰行を生きる』でした。3月に初めて相見させて頂き、お人柄に惹きつけられ、受講をさせて頂いた次第です。



回峰行の目的は、仏様に花を供える事で、山を歩くのは、その為の手段であり、歩いていても、歩行禅と言い、歩きながらも、上半身を曲げことはなく、坐禅を意識されてるそうです。



回峰行は、九百七十五日をもって、千日と成し、残りの二十五日は、生涯の修行をせよとの行不退を促すものらしいです。信長の比叡山の焼き討ち以来、回峰行を満行されたのは五十一人しかおられず、今後、回峰行を志す若い修行僧には後姿を観てほしいと言われました。最後に、満行されてからの、自身の哲学を教授して下さいました。それは心に刻みたいと思います。




2022/04/26
創業51年。

弊社は、創立50年を今年に迎えますが、創業となると、51年となります。自宅に、小さな看板を掲げて、父と母、隣りに住んでられた大学生を、電話番及び郵便物の受け取りの為に居て頂き、帳面は母が管理、記入しての船出でした。創立して、会社を他所に移してからは、母が手伝う事はありませんでしたが、母の協力無しでは、創立は出来ませんでした。











今日は、母の命日でして、墓参りをして、感謝を込めて、手を合わせてきました。

2022/04/21
墨蹟の整理をしてます。

五十年、親子二代に渡り墨蹟に関わる生業をさせて頂いてますので、膨大な量の墨蹟を保管させて頂いてます。日暦製作の為だけでなく、個人的に拝受した物も有ります。具体的な内容は伏せさせて頂きますが、私の恩師よりの『失意泰然 得意冷然』の一行書を見つけました。十年前に一文を添えて拝受したものです。小生に生業の向き合い方を示して下さったんだと思います。宝物です。




2022/04/15
禅居庵門前の石碑

建仁寺山内の禅居庵は、大鑑清拙禅師が中国から、渡来されてご開山となる寺院です。建仁寺において、唯一の大鑑派と称される寺院です。



この歴史的事実を広く知って頂く為に設置されました。大鑑派の面目、此処に有りと言うべき立派なものです。




2022/04/13
感動するスピーチを拝聴。

本日の京都ロータリークラブは、間もなく白寿をお健やかにお迎えになられる千玄室大宗匠のスピーチでした。テーマは『ロータリーの本質 エッセンシャルロータリー』でした。大宗匠の半生を語り始められました。



幼少期から、文化に囲まれて、過ごされてきたので、大学生活は、法学を学ぶ事を希望され、徴兵猶予願いを提出され、勉学に励まられるつもりであられたそうです。しかし、太平洋戦争が厳しい現状となり、二十歳の時、徴兵されたそうです。海軍を希望され、日々、厳しい訓練をされ、昭和二十年三月一日に徳島の特別航空隊が編成され、入隊されたそうです。敵国の攻撃に遭い、命拾いを、何回となくされたそうです。そして、待機命令の出た大宗匠の点てられた抹茶を一服飲まれて、五月二十一日の沖縄攻撃に、多くの戦友が出撃され、海に眠ってられるそうです。ご自身の生命も、その時に終えてるべきで、白寿を迎えるのは夢のようだと言われます。戦友と共に散るべきさだめだったので、その後頂いた人生、七十八歳だとも言われます。



ウクライナの現状に対して、ロータリーアンは、自己生業に誇りを持ち、人の為に尽くすべき。人の身でない、自分の身明日は我が身と思い、本当の奉仕は何をすれば良いか、行動に移すロータリーでなければ明日は無いと締めくくられました。背筋が伸びる思いでした。拝聴した小生は、直ちに自己の出来る事を実践しようと思います。