社長のひとりごと
- 2025/06/08
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憶い出の色紙
平成元年に、小生の慶事の宴がありました。その際に、平田精耕老大師が管長猊下にご就任される僧堂師家時になりますが、出席者全員に、辱くも約二百枚、御揮毫して下さいました。久しぶりに拝見する機会が有りました。『地平天成』機に応じて、語句を考えて下さったんだなと、36年が経ち、改めて感謝申し上げます。月日が経つのは早いです。合掌。
- 2025/06/05
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建仁寺開山忌荷担
晴天の中、厳修されました。裏千家千宗室宗匠の献茶、小堀泰巖管長猊下のお導師の法要と、法堂は瑞気に満ちておりました。
小生は、長年、案内係をさせて頂いてます。
- 2025/06/04
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50年前の宝物
長嶋茂雄氏が遷化されました。小学校四年生の時に、父に阪神対巨人戦を甲子園球場に観戦に連れて行ってもらった感動は忘れられません。生で観た巨人のユニフォームの鮮やかさは、TVとは違い、夢の世界に遭遇したような心地でした。本を買ってもらえるクリスマスには、ONが表紙を飾る巨人の歴史を記した物を選んでたのを記憶してます。中学一年生の長嶋氏が引退した時に、お小遣いで買った2冊の本は50年経った今も保存してます。何せ、高校生の時迄は、熱烈な巨人ファンでした。久しぶりにページをめくると、父と野球に巨人に明け暮れた少年時代が走馬灯のように甦りました。どちらかと言えば、左利きの小生は王派でしたが、長嶋氏は、野球の垣根を超えた英雄でした。今となっては、巨人ファンの時より、大洋→横浜のファン歴が遥かに長くなりましたが、少年時代に憧れたONは、永久に不滅です。合掌
- 2025/06/02
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禅のこころ日暦
今月は、野田大燈老大師の墨蹟です。この墨蹟を拝してますと、先代社長との憶い出が浮かびます。添付したツーショットは、平成5年頃のものと思います。当時は、他人に、理解力が高く、仕事が出来る二代目と思われたく、尊敬する唯一の経営者ではあったのですが、老獪な雰囲気で、事を運ぶ言動等が許せなく立場をわきまえずに生意気な口をきいたものです。先代も亡くなり、30年が経った今現在は後悔してます。改めて、慈悲深い思慮深い社長でした。53年に渡り、会社を継続させて頂いている、1番の功労者は先代の存在に他なりません。感謝。合掌。
- 2025/06/01
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水無月となりました。
来年度の日暦の製作において、未だ墨蹟を全て拝受出来ない状況です。如何なる試練に遭遇しても最善の策を考えていく所存です。今月の安永祖堂老大師の墨蹟をお楽しみください。
語意を改めて考えますと、揮毫して下さる老大師と小生との、阿吽の呼吸が大切だと反省させられる禅語です。