社長のひとりごと
- 2023/06/05
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建仁寺開山忌荷担。
コロナ禍の影響を、ほぼ受けず、尊宿、裏千家宗匠をはじめとする茶人、一般の参詣者等が参集されて、通常の開山忌が厳修されました。
昨年の開山忌には、二月に遷化された禅居庵前住職も、車椅子ながら、人知れず、閑かに手を合わせてられたのを思い出します。月日が流れる無常を噛み締めて、現在を生き抜く事が、初老の私たちには、大事な心構えと、己を奮い立たせてます。法要後に、お墓に参りました。共に訪れた人に、本日が、百か日と聞きました。開山忌に、百か日とは、禅居和尚らしいと思いました。
岩もあり木の根もあれど さらさらとたださらさらと水の流るる
- 2023/05/07
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『雨中嵐山』の様相。
GWの最終日、天龍寺山内の松巖寺様の開山忌に参じました。弊社の物故者の供養塔(会社墓)を、前住職 集瑞軒老大師のお導きで、建立させて頂き、四十年、それ以来の墓檀家です。今年は、久しぶりに、コロナも終息に向かい、御開山、歴代住職、檀家の先祖へのお経の後、御斎を、暫し、お膳を並べて頂きました。小生の地元でも有るので、同級生らも仏縁があり、暫し語らい、有難い時間でした。本堂から眺める嵐山は、周恩来氏の歌碑を連想させる、正に雨中嵐山でした。
- 2023/04/24
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法輪寺先住職佐野大義師十七回忌法要。
本日、大義和尚の十七回忌法要が厳修されました。生前は、一喝如怒雷で、怖かったです。晩年は、お優しくなり、父と訪ねた時に、社名の話題となり、『千の真有れど、一つの偽が有ったらあきまへん。』と言って下さったのが忘れられません。
平成十七年、六月十三日に、弊社の心経写経用紙普及祈願法要を、させて頂いた折の懐かしい写真を掲載させて頂きました。合掌。
- 2023/04/21
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建仁寺四頭茶会荷担
昨日は、晴天の中、四年ぶりに、四頭茶会が挙行されました。30年、堤給のお手伝いをさせて頂いてます。もう還暦も過ぎて、今年最後になると思います。荷担の花形ではありますが、若い人に譲る時期でしょう。感謝。
- 2023/04/19
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禅居庵、上松正宗和尚夫妻に感謝。
一昨年の、11月でした。先住職の手術が決まってからの、毎月、縁日に行われる坐禅会の後、和尚夫妻から、先住職との写真を撮りましょうとの申し出が有りました。後で分かった事ですが、手術が成功しても、厳しい現実を分かってられて、元気なうちにと思って下さったんでしょう。先住職も、覚悟の上で、冗談を言いながら、ツーショットに応じて下さいました。小生は、京大病院で、手術するなら、大丈夫だろうと、現実から逃避したい気持ちもあり、大丈夫と念じていました。その時の、明るく振舞われる、夫妻のお気持ち、辛かったんだろうと思います。お気遣いに感謝です。この御写真は生涯の宝物です。