社長のひとりごと

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  • SENSHIN日記 by社長

社長のひとりごと

2016/11/03
花嫁の父
土曜日に、娘の結婚式の為に東京に向かいます。

両家共に、仏教徒でありながら、本人らの希望で、明治神宮で挙式する事に、多少の違和感があるものの楽しみです。

今月の墨蹟日暦の『廓然』の意の通り、一点の曇りのない心持ちで、二人を祝福しようと思います。娘には、勿体無いナイスガイな新郎ですから、そういう気持ちになれます。

感謝。                         新婦の愚父。
2016/11/02
母の誕生日。
本日は、亡き母の誕生日です。生きていれば八十八歳の節目の歳です。

晩年は、嵐山の熊彦さんでの、誕生日会を孫たちと共に、御祝いするのが定例化してたように思いますが、自分のおおよその食事代を持参して、冒頭の挨拶では、『みんなに、御祝いしてもらって、こんな嬉しい事はない。これも、忠司が仕事を、頑張ってくれてるおかげです。』と、四方八方に気を遣って、声を詰まらせながら言っていました。

初孫の長女の結婚式には出席するんだと、C型肝炎と闘いながら長命を夢みていました。

今週の土曜日は、長女の結婚式です。あと八年頑張ってたら念願が叶ったね。

子供の頃は、美人で自慢の母でした。
2016/11/01
永源寺開山正燈国師650年遠諱
今日は、早朝から、紅葉で有名な永源寺の荷担に参じました。本日から、七日間、遠諱事業・法要が行われます。

本日は、開山寂室禅師の塔庵として一三七七年に建立され、一四一四年に将軍足利義持公が来山され、含空院と名付けらた、歴代の住持の住居とされている建物の落慶法要が厳修されました。
2016/10/30
淡路島に墓参。
昨日、姉夫婦と母の両親の墓参りに行きました。幼少の頃は、神戸から、大きな客船で数時間かけての船旅でした。昨今は、明石大橋で渡り、高速道路で洲本市内に行けます。

母の死後、早くに行きたかったのですが、8年も経過してしまいました。
2016/10/19
ロータリーの卓話。
今日は、宗教学者の山折哲雄先生に、『現役引退後の社会奉仕のありかた』というテーマでお話しを頂きました。

2000年前の古代インドで、四つのライフステージがあったそうです。四住期として文献に残ってるそうです。

一、学生期 色々と研鑽を積む時期。

ニ、 家住期 結婚をして子供を作り生計を立てる時期。

三、 林住期 家長が家出をする時期。

四、 余除期 家を捨て、出家する時期。

興味深いのは、林住期は、自分の好きな事に没頭して旅の生活をして、世俗を越えて遊び、いずれ家に戻るそうです。

日本に置き換えた時に、四住期の聖と俗の世界を行ったり来たりした代表的な人物として、西行法師、良寛、親鸞、 芭蕉を挙げられました。

例として、良寛は、朝から夕方まで、子供たちと、鞠などをつきながら、飽きもせずに過ごしたと言います。今も昔も、大人と子供の関係性はあまり変わらないそうです。自分では到底出来ない事です。

ロータリーの社会貢献も、口先でなく、全てをかけたものではないといけないと警鐘を示して下さったのだと思いました。

聖の世界には行けませが、成り切る遊びとは、厳しい自己鍛練があればこそ出来て、成り立つのだと感銘を受けました。