南虎室老大師の色紙
南虎室老大師の色紙
更新日:2026/06/09
色紙類を整理してましたら、素晴らしい画讃が出てきました。老大師の故郷の島根県を思い、揮毫されたんでしょうか。私はお会いした事はないのですが、父から聞いた老大師にまつわるエピソードを一つ紹介させて頂きます。昭和の時代のことです。南禅僧堂にて、在家の方々が集まられる斎会があった時に、日暦を出店販売させてほしいと依頼したそうです。
老大師の返答は、「僧堂で物を売らしてほしいと言われたのは初めてだなぁ。」と言われながらお許し下さったそうです。その時のご縁で、松栄堂の先先代の畑社長が購入して下さり、今に至っております。有り難い限りです。おそらく、創業間もない時で父も必死で、老大師も寒松軒が社名を授けて下さり、日暦のネーミングをして頂いた事も知っておられ、特別にお許し下さったんだと思います。

遷化されて、五十回忌も済み、月日は流れましたが仏恩は忘れてはならないとしみじみと、色紙を拝して思います。合掌。
« 前の情報を見る






