社長のひとりごと
- 2024/02/04
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龍門寺拝山
又玄窟老大師との相見が許されました。ご壮健のご様子で何よりでした。
臨済黄檗界の、長老であられ重臣であられます。来年の『日本の心』墨蹟日暦において、本年同様に正月に墨蹟を飾って頂きたく存じます。感謝。
- 2024/02/01
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福
玄々老大師に、『福』の揮毫をお願いしたのが、一年前です。ウクライナの安穏の日々が取り戻せるように、世界平和を念頭に、敢えて一字のみの依頼を申し出ました。曲げて、お引き受け下さり、本日からの掲載となりますが、現状、世界各地での紛争のみならず、能登地震と辛い思いです。福が、萬人に訪れます事と、老大師のご体調のご回復を切に祈念申し上げます。
- 2024/01/29
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南禅寺派管長猊下相見許される。
来年度の墨蹟日暦の墨蹟揮毫の御依頼で参じました。その際に、『南禅』という派内の冊子を手渡して下さいました。猊下が わが修行遍歴(七)で、弊社の恩人である木村静雄和尚との事を書いてられました。私が弊社に入社した40年近く前の記憶が鮮明に甦りました。密葬をされた際に前日の夜から大雲寺様にも参り、火葬場にも、両親と共に参じました。その後、禅文化研究所での本葬の打ち合わせにも、先代社長と共に出席させて頂きました。父も大病をして間もない時でしたが、恩人の萬恩に報いたいと一生懸命だったのを憶いだします。
管長猊下に冊子を父の佛前に供えさせて頂きますとお伝えして、光雲寺様を後にしました。合掌。
- 2024/01/27
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老梅忽開花 一華両花 三四五 無数華
弘源寺様の毘沙門天ニノ寅法要の際に授与して下さる梅枝が、見事に開花しました。
『正法眼蔵』の(梅花の巻)にある如浄禅師の言葉を、青山俊董老大師が揮毫された墨蹟が頭に浮かんだ次第です。
- 2024/01/15
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松の内も今日で終わります。
カレンダーと称する物で、一月を松の内と、二分してるのは、弊社の墨蹟日暦『日本の心』のみではないでしょうか。先代社長のアイデアですが、(正月)は、年神様を家族みんなでお迎えする行事であり、年神様は神様なのです。特に正月の期限とされる十五日を、厳粛に考えなければなりません。そのような意味合いで、分けさせて頂いている事を記させて頂きます。今年の石川県の震災は残念でなりません。明日から、国泰寺の虚老大師の墨蹟をお楽しみ頂くわけですが、国泰寺も、震災を受けられたと聴きます。お見舞い申し上げますと共に、老大師の『無 有花有月有楼台』の墨蹟が、皆々様の心に染み渡る事を願っています。
亡くなられた方々には、哀悼の意を表すと共に、不自由な生活を余儀なくされた被災された方々には、お見舞い申し上げます。