社長のひとりごと
- 2024/03/03
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国泰寺拝山。
虚室老大師との相見が、許されました。心ばかりの、お見舞金をお持ちしました。国泰寺派の寺院も、甚大な被害に遭われ、未だ水が使えない状況で、生活が出来ないそうです。管長猊下も、心痛めてられました。
国泰寺も、壁の損傷が大きく、雨漏りするそうです。早い復興を祈念するのみです。
管長猊下は、お元気なご様子で何よりでした。
- 2024/02/29
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栽松老大師御命日
今日、二月二十九日は、栽松老大師が遷化されて、初めての毎歳忌と言わせて頂いて宜しいのでしょうか。小生の父とは、親しく接して頂きました。小生には、甘ちゃんの二代目と命名頂き、よく叱って下さいました。特に、書状の書き方は厳しく、ご指導下さいました。添削して下さった小生の拙文は、全て、大切に保管させて頂いてます。その中から、ほんの一部を紹介させて頂きます。それと沢山頂いた墨蹟の中で、思い出深い色紙を紹介します。
大学生の時に、父の鞄持ちで、雪の円覚寺を拝山した、初めてのお出合い、晩年の最後にお会いした、それぞれの情景は、色褪せる事なく、心に残っています。合掌。
- 2024/02/28
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萬福寺拝山。
先週の土曜日に、蘭若室老大師に、来年度の墨蹟日暦のお願いの為に相見を頂きました。今日は、辱くも、書のレイアウトを確認の為に、揮毫して下さった墨蹟の拝受の際に、再度、相見を許される佛恩に浴しました。語句は、老大師の宗風に、ぴったりで、何としても揮毫賜りたいものでしたので、見事な一行書に感激しました。
- 2024/02/26
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上松正明和尚一周忌法要厳修される。
本日、当に遷化されて一周忌に、小堀泰巖管長猊下を導師に、建仁寺山内和尚様方、ご親族、責任役員が出席の中、法要が営まれました。和尚の絶筆となる遺偈と、和尚の父上でもある、禅居庵先々住職であられる上松正忠和尚の軸が、二幅並んで、大書院にて、披露されました。遷化された日にちまで記された貴重な遺偈が存在するのは、和尚の跡を濁さずというお人柄を物語っています。
哀しみは月日が経っても、色あせません。合掌
- 2024/02/21
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瑞松老大師に相見許される。
一年ぶりに向嶽寺に拝山させて頂きました。伽藍が整備されていて、境内の梅が満開で、臨済寺本山の中にあって、凛々たる孤風を放つ圧倒感で身が引き締まる思いでした。老大師は、兼務されている八王子の広園寺の明治時代まで在った禅堂の再建に取り組んでられる。長年の懸案事項で、臨済宗専門僧堂に本来なければならない物なんで、あまり、騒がずして、坦々と事業を進めてこられたと拝聴し、老大師の宗風を感じました。40年近くに渡り、二ヶ寺の伽藍整備をされてきた道程を、89歳とは思えぬ口調で、小生に話して下さいました。詳細は控えさせて頂きますが、要約しますと情熱、信念、人脈、経験からくる明確な事業の青写真が肝要で、大口寄付など当てにしない。縁のある方々を平素から大切にする事と教授して下さりました。混迷の時代に、零細企業の事業主の任に有る小生に大切な事を授けて下さいました。感謝です。