感動するスピーチを拝聴。

感動するスピーチを拝聴。

更新日:2022/04/13



本日の京都ロータリークラブは、間もなく白寿をお健やかにお迎えになられる千玄室大宗匠のスピーチでした。テーマは『ロータリーの本質 エッセンシャルロータリー』でした。大宗匠の半生を語り始められました。



幼少期から、文化に囲まれて、過ごされてきたので、大学生活は、法学を学ぶ事を希望され、徴兵猶予願いを提出され、勉学に励まられるつもりであられたそうです。しかし、太平洋戦争が厳しい現状となり、二十歳の時、徴兵されたそうです。海軍を希望され、日々、厳しい訓練をされ、昭和二十年三月一日に徳島の特別航空隊が編成され、入隊されたそうです。敵国の攻撃に遭い、命拾いを、何回となくされたそうです。そして、待機命令の出た大宗匠の点てられた抹茶を一服飲まれて、五月二十一日の沖縄攻撃に、多くの戦友が出撃され、海に眠ってられるそうです。ご自身の生命も、その時に終えてるべきで、白寿を迎えるのは夢のようだと言われます。戦友と共に散るべきさだめだったので、その後頂いた人生、七十八歳だとも言われます。



ウクライナの現状に対して、ロータリーアンは、自己生業に誇りを持ち、人の為に尽くすべき。人の身でない、自分の身明日は我が身と思い、本当の奉仕は何をすれば良いか、行動に移すロータリーでなければ明日は無いと締めくくられました。背筋が伸びる思いでした。拝聴した小生は、直ちに自己の出来る事を実践しようと思います。

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