社長のひとりごと
- 2025/05/01
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皐月となりました。
青松軒老大師の墨蹟を眺めて、自分の気持ちを鎮めています。六十歳を過ぎ、生業を持ち、家族が増えつつある今、色々な事象、人に対して、思い悩むことも多々出てきます。
『大事因縁』を生まれながら具わっている佛性と捉えて、力強く、今を活き活きと生き抜く自分であろうと考えています。月日が経つのは早く、今年も中盤を迎えようとしています。皆々様にも、老大師の墨蹟を拝して頂き、何かを感じて頂きたいと思います。
- 2025/04/20
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建仁寺四頭茶会、堤給荷担。
30数年させて頂いてます。老体に鞭打って務めています。雨降らず、栄西禅師の降誕会は、賑々しく挙行されました。建仁寺様の開山忌と並んで、本派あげての大切な行事であります。仏縁有りお手伝いをさせて頂ける事に感謝しております。合掌。
- 2025/04/12
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禅居庵坐禅会
桜吹雪舞う建仁寺の境内は、外国人観光客で溢れてました。今まで見た事のない光景です。大般若の読経につられて、摩利支尊天堂も、覗きこむ外国人が絶えませんでした。坐禅会にも、西洋人が参加されました。禅居庵には、英語が堪能なスタッフもおられて、携帯にも自動翻訳機能が有るらしく、上松正宗和尚の法話を興味深く聞いてられたご様子でした。『自己肯定感』と言うテーマで、人と比較したり、今日、明日と考えずに、今を生きる事の大切さを話して下さいました。充実したひとときでした。
- 2025/04/02
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花語らず
晩年の名詩『花語らず』は偶発的に生まれたものではない。青春時代から短歌をつくり、僧堂の師家時代にも、たびたび歌をつくったことが日記でわかる。禅者にして禅者にあらず、という魅力の秘密は、この詩魂の持続にあった。詩心とは、世間体からの逸脱である。なごやかな微笑の裏には、人生への限りない哀愁がかくされていた。
禅画報第8号の序文より。
桜の満開の様子を拝する度に、『花語らず』が脳裏に浮かびます。60歳を過ぎて、序文の意味合いが心に落とし込めるようになった気がします。合掌。
- 2025/03/22
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金閣寺に参拝
暖かい春日和となりました。金閣寺に参りました。永く京都に在住してますが、ゆっくりと、プライベートで訪れたのは初めてだと思います。海外の観光客で溢れていました。
孫の希望でしたが良い思い出になりました。