社長のひとりごと

  • 千眞工藝
  • twitter 公式アカウント旬の情報をお届けします!
  • フェイスブックのいいね!で割引
  • SENSHIN日記 by社長

社長のひとりごと

2023/08/21
少子化の波

全ての業界で、近年言われる人材不足。



昨日、京都の風物詩でもある地蔵盆が、拙宅の町内会でも、和尚さんがお参りに来て下さり、お祀りしているお地蔵さんの前で読経して下さいました。しかし、コロナ禍の時は、中止されてましたが、そんな時期と合わせるように、児童が二人になってしまい、子供会が解散。テントを建てて、姓名を記した🏮を飾り、読経に合わせて、子供たちが円になっての数珠回し、夜は、大人たちの酒盛りで語り合う井戸端会議も無くなりました。



昨日は、数名の大人だけのお参りで寂しかったです。おやつを渡したり、花火をしたりの、夏休みの余興は、私の子供の頃からの楽しみであり、野外で、皆共に、手を合わせる事を実践出来る、大切なイベントでした。いつの日か、活気ある町内にならん事を祈念します。

2023/08/19
お盆の一コマ

帰省中の、元気はつらつの孫が、仏壇で手を合わせてました。



『誰に手を合わせてたの?』と聞くと、『曾じいじ曾ばあばにお帰りなさいと言うたんよ。』写真でしか知らないのに愛おしく思いました。




2023/07/31
さぁ、葉月を迎えます。

東福寺の幽松老大師の墨蹟です。



墨蹟の語意を改めて、読み返してみて、先代社長に、ポケットに手を入れて、歩くと、『負け犬の姿や。ポケットから手を出せ。』と、逐一叱られました。その様は、頭が下がり、大自然に生かされている事を感じないなぁ。今さらながら感じます。暑さに負けずに、悠々と自信を持って乗り切ろうと思います。




2023/07/20
感無量のひととき。

来年度の、墨蹟日暦の見本出し分が出来上がりました。完成品は、10部のみです。51年目の日暦です。各月をめくりながら、老大師に相見を許され、墨蹟のお願いをした情景が、鮮明に蘇り、至福の時間です。



創業者が初めての年に、各老大師にお願いした時は、詳細は控えますが、色々と苦労したようです。私の財産は、その内容を伝え聞く事が出来た事だと思ってます。来月からは、いよいよ販売です。単価も、やむなく値上げさせて頂きましたが、宜しくお願いします。



たかがカレンダー、されどカレンダーです。私を中心に社員一同、生業を守る所存です。感謝。




2023/07/11
今日の朝刊。

紙面をめくると、弊社の社名を名付けて下さり、創業者の父の大恩人である寒松老大師のお写真が目に飛び込んできた。夢中で記事を拝読して、胸に涼風が通り抜ける思いであった。



トピックスを一つ紹介します。父は、柴山家の、方々とも、親交が有りました。



















老大師の弟にあたられる柴山義一氏は、四十数年前の拙宅に、色々な苗木を持ってきて下さり、休日の日などは、家族全員が、朝寝坊してる時に、植物のお世話だけされて、そのまま姿を隠される事も度々あったと記憶する。老大師同様に植木がお好きで、穏和なお顔で、寡黙で、当時は既に遷化されていた老大師の自慢話しなどする事なく、母に苗木の育て方のアドバイスを、楽しんでおられたようにお見受けしていた。今は、両親も亡くなり、私だけの大切な憶い出となる。父と義一氏との写真を取り出してみた。恥ずかしそうに話されるお声が聴こえてくるようで、嬉しい限りです。合掌。