社長のひとりごと

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噫知音得難し

噫知音得難し

更新日:2015/04/13


先日、会社に、臨済宗の三重の寺院の和尚さまから、電話がありました。日暦製作の担当者をお願いしたいとの事で、私が電話対応させて頂きました。

『前は、日本の心の巻末には亡くなった老師の命日が載っていたけど。何故止めた。あれは是非とも載せて頂きたい。』との事でした。昭和48年の発刊以来、平成20年までは、揮毫下さった老大師を偲び、お命日を記し、遺徳を仰いでいましたが、スペースの問題と、前社長から受け継ぎ、何か自分の色を出したい功名心から掲載を止めた事が心の何処かで引っかかっていました。

『スペース等の問題で掲載を止めました。検討しておきます。』と、対応は終わりました。その後、今一度、遷化された老大師を調べて、データー化して、改めて名前を拝すると、老大師への思いと、今一度、原点に戻る大切さを感じました。それと、日暦製作に生涯を賭けた前社長の気持ちに報うとは、どういう事か問い詰めた結果、掲載を復活させる決断をさせて頂きました。

どこにも負けない墨蹟日暦を、製作してまいります。ご期待下さい。

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